【米中関係】関税、輸出規制で神経戦 レアアース、交渉の鍵に

【米中関係】関税、輸出規制で神経戦 レアアース、交渉の鍵に
2025年10月12日 0:15(10月12日 0:19 更新)
※有料会員限定記事

米国と中国の対立が再び激化する恐れが高まっている。ハイテク産業に欠かせない重要鉱物であるレアアース(希土類)の世界最大の生産国である中国が、輸出規制の強化を発表し、米国に対して揺さぶりをかけている。

米中間の緊張は、特にレアアースをめぐる神経戦の様相を呈している。中国が輸出管理を厳格化すれば、米国は追加関税の100%引き上げを含む強硬措置で応じる構えだ。これにより、両国間での貿易摩擦が一段と激化する可能性がある。

レアアースはスマートフォンや電気自動車、軍事技術など、先端技術分野に幅広く利用されているため、その供給をめぐる交渉は今後の米中関係にとって極めて重要な鍵となる。

(写真はAP、ゲッティより、レアアースをめぐる米中の構図を示す)

※この記事は有料会員限定です。
残り769文字。7日間無料トライアル、1日37円で読み放題。年払いならさらにお得。
https://www.nishinippon.co.jp/item/1410393/

Leave a Reply

Your email address will not be published. Required fields are marked *