【ガザ和平計画】相違露呈、停戦綱渡りに 2年間で2度破綻
2025/10/11 9:48(2025/10/11 9:51 更新)
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10日、イスラエル軍の攻撃で被害を受けたパレスチナ自治区ガザ北部のガザ市を歩く人々の姿が確認された(ロイター=共同)。
パレスチナ自治区ガザの停戦が、イスラエル政府の正式承認を得て発効した。しかし、米国が仲介する和平計画を巡り、釈放されるパレスチナ人の対象などについて当事者間の意見の相違が早くも露呈している。
この和平計画は、「第1段階」として合意に至ったものの、その後の進展や次の段階への道筋は依然として不透明だ。今回の停戦合意は過去2年間で2度目の破綻を経て成立したものであり、双方の信頼関係は依然として脆弱な状態にある。
今後の協議で、具体的な釈放対象の決定や停戦の長期的な維持に向けた合意形成が急務となる。和平計画の成否は、地域の安定に大きく影響する重要な課題だ。
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